17.この時代の変わり目に

8月17日
「魚屋っていうと、自転車の後ろに氷かなんか入れて。。。子どものころ、マグロなんて食べませんでした」

出演
関口宏(自称テレビ屋)
君和田正夫(独立メディア塾塾長・元朝日新聞・元テレビ朝日社長)
田中優子(法政大学総長・江戸文化研究)

前回

田中 やはり、おっしゃったように、日本のやり方、日本の風土にあったやり方っていうことに注目して、組み立て直さなければならない

関口 ねぇ。世界中が全部一緒になっちゃうわけないでしょう。みんな気候風土も違えば、能力もみんな違うわけだから、だから、なんか僕はグローバル化っていうのはいい面もあるかもしれないけど、全部それで片付けられないんじゃないかな、といつも思ってるんです。

田中 だから、グローバル化にはダイバーシティ化が一緒になければ、多様な対応というのを組み合わせていかないと、流動化が激しいっていうだけではもたなくなりますよ。

関口 そうですよね。

田中 だから、何%がいいかというのは難しい議論、多分相当難しい話だと思うんですね。昔と比べて、我々圧倒的に贅沢なもの食ってるんですよ。いま。

関口 はいはい。

君和田 子供の頃ね、魚屋っていうとね自転車の後ろに氷かなんか入れて来た人がね。

関口 ありました。

君和田 来たでしょう。あんなとこにね、マグロなんか食えないんですよ。

関口 あんなものはありませんでした。

田中 子供のころ、マグロなんか食べませんでした。

君和田 アジとかね。イワシとか。

田中 アジでした。

君和田 それが、いまは、なんでも、のどぐろとかね。

関口 のどぐろなんて、東京じゃ食べられなかったですよ。

田中 聞いたこともなかったですよ。

君和田 だから、そういうものが食べられるようになった。その状態を維持しようと思ったならば、ある程度、やっぱり外国に頼らないとダメになると思うんですね。だから、バナナなんかね。多分日本でいちばん食われてる果物はバナナだと思うんだけど。バナナは、これ何カ国から輸入してるかね。調べたことないけど。むちゃくちゃいろんなところから。

関口 昔は台湾でしたけどね(笑)。

君和田 そういうのをね、なにをやめるか?なにを国産化するかっていうのを相当やってみたら面白いかなと。

田中 面白いですね。で、気候変動もあるから、その温暖化になったときに、いつごろ、どれぐらいの温度にここの地域は変化していくのかって、だいたい、いまわかっているようですから。そこまで計算に入れて、日本国内で、どこでなにを作るのがいちばん相応しいのか。インターネットの時代なんだから、ビックデータの時代なんですから、それこそできますよね。

関口 できちゃうかもしれない。ただ、その温暖化は怖いですけどね。

関口 でも、予想はつくわけですから。だから、そのうち北海道にゴムの木が生えるんじゃないかって。これは怖いでしょう(笑)?

田中 怖いけれど、それだったら北海道でゴムの木を生やせばいいって(笑)。

関口 でも温暖化で、どっかで世界中が止めようと思わないと。

田中 そうですよね。ですから、トランプさんみたいな、あぁいうとんでもないね。

関口 とんでもないねぇ。あの人はなんなんでしょうかね(笑)。

田中 というか、あの人を選んだってことは、なんなんでしょうね(笑)。

続く

これまでの時代・これからの時代。現代への憂と期待を、大人たちが語り合う。17日目、いかがでしたでしょうか?「この時代の変わり目に」は毎日新しい動画を更新しています。カレンダーをクリックすると、その日配信された動画をご覧いただけます。



2017年12月
« 11月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

(制作)「日めくりテレビ」