2. アナウンス学校は必要か?

9月2日

アナウンススクールに行くと、みんな同じエントリーシートについて書いたりするので、相談しやすい。

前回

神田 ていうことは、実際就職活動とかも、アナウンサー以外も考えていらっしゃったんですか?

松尾 そうですね。実家が群馬県だったので、どうせ入るんだったら、自分の両親にも見てもらえるテレビ局に入ろうと思って。そうなると、やっぱり関東、東京のテレビ局になりますよね。で、そのなかで、自分は技術職は、さすがに無理だったので。条件的に。じゃあ、受けられるもの全部受けようと思ったときに、アナウンサーと総合職と両方、受けました。

神田 メディアのお仕事を目指されるなかで、学生時代に、そのためにこれをやったってことはあるんですか?

松尾 アナウンススクールに通いました。それは、テレビ局に入ってみたいんだっていう話を、OB訪問していたときに、その先輩に「だったら、まず喋りの練習をしたほうがいいよ」と。「面接は、とにかく相手があってどんなふうに自分の思ってることを伝えるかっていう、その伝える力が、どんな仕事でも問われてくるから。アナウンススクールに行って、どういう風に伝えるかって練習してくるのも、いいと思うよ」って。で、それから、もうひとつ、「そういうところに行くと、テレビ局を目指す友だちっていうのができるから。それがすごく良かったよ」と。その人自身もアナウンススクール出身だったんですけど。そういうふうに勧めていただいて。で、アナウンススクールに通いました。

神田 友だちって。友だちでもライバル意識が。。

松尾 そうですねー。限られた人数のところを目指してるわけですから、もちろんライバルでもありますけど。ただ、どういうのかな。学校の友だちには、なかなか、エントリーシート書くにも、ちょっと難しくてとか。相談しようにも、業種によって、エントリーシートって、全然違うので、うまく相談する内容が伝わらなかったりする。で、相談にならなかったりする。アナウンススクールに行くと、みんな同じエントリーシートについて書いたりするので、そういう相談も大ぴろげにできますし。ライバルっていうよりも、同士みたいな感じ、ですかね。ですから、いまでも、同じ時期に就活していた仲間とは仲がいいですし、他局の友だちとも仲良しです。

中西 そうなんですね。じゃあアナウンススクールは、やっぱり通ったほうがいいんですかね。

松尾 うーん。わたしは、オススメだなぁと思いますね。

中西 なんか、あんまり短期間じゃ、その実力がつかないような気がして。試験までって、短いじゃないですか。学生だと。半年とかだと、なかなか実力がつかないんじゃないかなと思って。わたしも、大学入ってから、なりたいって思ったんですけど、入学を考えてた時期があったので。やっぱり、松尾さんは入られてから、実力があがったって感じられましたか?

松尾 アナウンスのスキルについては、どうかと言われると。わたし自身、いまでもよくわからないんですけど。ただ、日々面接で、こんなこと聞かれたらどう答えようかなとか。自己PRに、あっ、この出来事使えそうだなとか。そういうことを、毎日考えるようになるので。そのためには、いいきっかけになったのかなって思いました。

続く

橋谷能理子
フリーキャスター・コミュニケーション講師 元テレビ静岡アナウンサー
松尾英里子
フリーキャスター 元日本テレビアナウンサー

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