4. 軍事より経済の安定を

10月4日

テレビなんかにも、いろいろお叱りのお電話なり、メールが来るでしょ。見てるとね、おんなじ人が何回も書いてる感じがするときがある。

前回

関口 若い人たちが好戦的になってるんじゃないかとかね。

志村 あぁ。なるほど。

関口 まぁ、考え方でいうならば、ちょっと先鋭的に日本も軍事力を強くしなきゃダメだとか思ってんじゃないかなと思うんだけど。その辺はどう?

西内 そうですね。まぁ、できれば。それこそ日本はなんで経済成長したかみたいな、そういう分析のひとつとして、要するにその軍事的な支出をしなくて良かったからっていう考え方もあったりするんですね。

関口 そうですね。

西内 そうすると、そうじゃないところに、まぁいわゆる平和的な経済だったり、産業だったりとか、社会福祉だったりというところに、そのお金を使えたっていうところが、すごく子有利なところだったよねっていう話も、たとえばあったりしてですね。ただ、周りがすぐ軍事力を持ち出すと、いっぽう的にやられるのは嫌だから。結局損だけど、みんなお互いこう。追いつかなければいけないというのは。

関口 無駄だよね。

西内 それを、ホントに外交努力のところで。

関口 もちろん。外交のところでもっとお金を使えば、どうにかならんかなぁなんて、わたしたちは思うけど。そこはどうですか?そうだ。お断りしとくけど、こちら40代。こちらが30代。

志村 49ですけど。

関口 えぇ。まぁ。

志村 僕の、だから周りというか、その自分が、普段直接話してる。自分の周りはいないですよね。そういう好戦的な。

関口 ということは、そのお友達は、類は友を呼ぶといいますから。志村さんみたいな人たちが多い。

志村 平和な。

関口 あぁ。平和主義者。

志村 いちおう。

関口 だけど。

志村 だけど、それはホントに一部でしょうね。

関口 一部なの?

志村 だと思うんですよ。

関口 じゃあ先鋭的な人のほうが多くなっちゃったの?

志村 数的には、わからないですが。。

関口 統計学は?(笑)

西内 どうでしょう。そこのデータはまだ見たことがないです。ちゃんと調べたことはないです。

志村 明らかに、だから自分が若いとき、メディアに接していたときの言論と、いま出てきてる、まぁネットも含めた言論の中身では、その好戦的なのは目に触れますよね。だから、その数が増えているのか、一部の人が大量にやってるのか。

関口 どっちなんですか?

志村 うーん。

関口 あのね。テレビなんかにも、いろいろお叱りのお電話なり、メールが来るでしょ。見てるとね、おんなじ人が何回も書いてる感じがするときがある。だから、数で測れないかなって気がするときがありますが、どうですか?

志村 ただ、たとえば安倍政権の支持率がそんなに下がらないとか、20代がいちばん支持率高いとか。あぁいう数字をみてると、データとかで議論しようとしたときに、結局そうなのかと思いつつも、自分の感覚とは違うし、その辺はどういう風に対処したらいいかっていうのは日々考え中ですね。結論出てない。

関口 その辺は、統計はたくさんお持ちですか?

西内 そうですね。あの選挙の調査なんかも結構お手伝いしてた時期があったりするんですけど。それでいうと、まぁ安倍政権を支持してるってみて、外交的なこととか軍事的なこととか、あれまるまる全部が支持されているというわけではないんですよ。で、そうなったときに、実際に支持してる人と支持してない人と、どこが違うかなっていうと、やっぱり経済的なところ、景気対策とか雇用対策とか、そういったところに関心が高い人っていうのは、そのアベノミクスというところで、実際失業率が下がったりとか、まぁそういうところがあって。なので20代が支持してるっていうのは、どちらかというと外交的なところ、軍事的なところはさておき、あの自分が早く就職とか決まりようにしてほしいとか。失業とかをしなくてもいい。正規雇用にしてくれるんだったらそっちの方がいいみたいな。そっちのほうがどちらかというと、あの支持につながっているような。

関口 そうらしいね。わたしの番組でも、若い人たちに意見を聞くことがあったんだけど、なんか安定を望んでいる若い人たちは。ねぇ。だから、変化を若い人たちは喜ばない。

(続き)

関口宏(自称テレビ屋)

志村一隆(メディアコメンテーター・独立メディア塾・メディア事情)
西内啓統計家

(制作)
「日めくりテレビ」