メディアをあなたのものに
 独立メディア塾 編集部
更新:2020.12.25 「メディアを、あなたのものに取り戻そう」。「独立メディア塾」は7年目に入ったところで、新たな目標を掲げました。
つい先日まで「私たちのもの」だったはずのメディアは、どんどん遠い存在になっています。それだけでなく誰もが情報を発信出来るようになり、誰もがメディアまがいの存在になった結果、メディアは誰のものでもなくなってしまったのです。既存のメディアは権力者や世論に振り回されるか、忖度するか、の役割に追い込まれ、新しく生まれた個人個人の情報発信は個人の数だけ情報を生み、社会を刺激したり、分断したりするようになりました。そこには座標軸を見ることができません。
「つい先日まで」と申し上げましたが、「つい先日」はひたすら過去を量産しています。私たちは積み上げられた「過去」と現在をつなぎ、そして「未来」という時間軸の上にニュースを載せてみることによって新しいメディア像を描けるかもしれません。
現在起きていることを丁寧に追い、「過去・現在・未来」のカレンダーに、可能な限り多くのニュースを載せていきます。私たちは今、歴史のどこに立ち、どんな未来に向かおうとしているのか、見えてくるはずです。メディアを目指す人々はもちろん若者の目、地方の目、女性の目など多様な考えや体験を盛り込んで現地点を見直します。
砂状になったメディアとは異なるメディアを作るためには、みなさんの、多様な角度からの投稿が必要です。一緒にメディアの債権に取り組みましょう。
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※2)年表は、「今日のクロニクルー366日の事典」(朝日新聞社)、「歴史366日―今日はどんな日」(新潮選書)、「日本史カレンダー」(中村整史朗・評伝社)、Wikipedia 等の情報を元に記載しています。
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「独立メディア塾」は、視聴率や発行部数などと無関係な媒体を目指し、広告や経済的支援を受けないことを基本方針にしています。
個人のお金を出し合って、自由なメディア、すそ野の広いメディアを目指すこと、若者に書く機会と発表する場を提供すること、埋もれがちなニュース(例えば地方)などを取り上げることを目標にしています。
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