記事一覧
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「行動は今だ」―武装右翼から大統領への書簡
首都ワシントンDCには、1月20日に行われるバイデン次期大統領の就任式に向け、治安を維持するために2万人の州兵が動員される予定だ。いま米軍が海外の紛争地域に展開している兵員数は、1月...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2021.01.16
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ホワイトハウス、緊迫の6時間
共和党下院議員のケヴィン・マッカーシーは暴徒に占拠された議事堂からトランプ大統領の娘婿で、中東から戻ったばかりのジャレッド・クシュナー上級顧問に電話し、同じく共和党の上院議員...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2021.01.15
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議会に突入、名うての陰謀論者、右翼たち
1月6日に首都ワシントンDCでの暴動の旗振り役が徐々にあぶりだされている。CNNなどによれば、多くが陰謀論組織QAnonや、〈プラウド・ボーイズ〉など、トランプ支持を表明してきた過激な武...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2021.01.08
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アメリカ議会が包囲された日
1月6日は、各州で決まった選挙人の数を両院議員の会議で数え上げ、上院議長が「次期大統領」を宣言する日になるはずだった。通常ならば、投票から始まった大統領選挙の長いプロセスに、最...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2021.01.08
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「コロナ感染」した私が「同居介護の母」と過ごした4日間
「のどがちょっと痛い」 いま振り返れば、これが“異変”の始まりでした。10月30日、土曜日の夜のことです。 翌日、馴染みの耳鼻科で風邪薬をいただきました。熱があるわけでもないし、...
キャスター 駒村 多恵
2021.01.01
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無駄とコロナ
コロナを背負ったままの年越し。世界中の人々が同じ辛い想いの中にいる不思議な新年の幕開けです。暮れからアメリカやヨーロッパでワクチンの接種が始まりましたが、我が日本ではい...
テレビ屋 関口 宏
2021.01.01
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なぜ、英国は離脱を選んだのか
英国は、今年、欧州連合(EU)から本格的に離脱した。加盟国が離脱するのは英国が初である。一体なぜ、英国はEUから離脱することにしたのだろう? 離脱の引き金を引いたのは、2016年6月...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2021.01.01
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コロナとの派手なダンスは踊れない
急がば回れ、と言いたくなるような世界各国の現状である。新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ経済活動を回復させようとして、感染拡大や医療崩壊の危機に瀕する国々が目立ってきている...
上智大学文学部新聞学科教授 小此木 潔
2021.01.01
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菅さん、「Go To 五輪」をあきらめましょう
コロナにおびえたまま新年を迎えました。ウイルスの変異種が急速に広がって、世界は入国の禁止合戦という新たな段階に入りました。菅首相が渋々決めた「Go Toトラベル」の一時停止程度の対...
塾長 君和田 正夫
2021.01.01
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アメリカは誰のものか
12月11日、米国食品医薬品局はファイザー社の新型コロナウイルスワクチンに、初めて緊急使用許可を出した。まず290万回分のワクチンが供給され、医療従事者や施設の高齢者を対象に接種が始...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2021.01.01
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「選挙は不正」は、あこぎな「資金集め」?
バイデン次期大統領の政権移行チームへの機密情報のブリーフィングも始まり、国務長官、財務長官など主要閣僚も続々と発表された。 トランプ側が「選挙に不正があった」として仕掛けて...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.12.07
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経済ウォッチング
小泉環境相、原発を本音で語ろう2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする方針を明らかにした菅義偉首相は、国会の所信表明演説で「脱炭素社会の実現を目指す」と宣言した。メディアもほとんどが歓迎しているようだが...
上智大学文学部新聞学科教授 小此木 潔
2020.12.01
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たかが10億円
<本記事の写真について> 日本学術会議の新会員に6人が任命されなかった。その一人、加藤陽子氏は多くの著作がありファンが多い。ここに挙げた著作の内容は確かに政権には面白くない。それ...
塾長 君和田 正夫
2020.12.01
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コロナの年の瀬
コロナ、コロナに明け暮れたこの一年。しかも秋から冬にかけての第三波と思われる感染者の急増に、「GoTo」も「オリンピック」も立ち往生しているように見えます。誰もが不安を抱えながら...
テレビ屋 関口 宏
2020.12.01
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連載 あなたの地方自治
最終回 本当の豊かさは自治から生まれる●自治体の現場は国をも動かす 現在、東京など大都市を中心に新型コロナ感染が深刻化している。その中で東京・世田谷区は、介護事業所、障がい者施設、保育園・幼稚園などを対象に、無症状...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.12.01
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コロナでミケランジェロ売却か
冬に入り、欧州は新型コロナウイルスの感染拡大第2波の対応に追われている。 日常生活に必須のサービス以外は活動停止となる「都市封鎖(ロックダウン)」体制が国ごとに、あるいは地域...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2020.12.01
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4年も磨いた「ウソを売る技術」
トランプ大統領は大勢の支持者を前にこう述べた。 「大事なことは他のコミュニティを監視することだ。この選挙が盗まれないように。この選挙が盗まれないことを望む」。 そしてツイ...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.25
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「永遠の虚偽」と権力の正当性
米国のような民主的な社会の国でも独裁支配は成立しうる。人は指導されていたいという欲望と、自由でいたいという欲望にとらわれているからだ。大統領を選んだのは自分たちなのだ、と考え...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.25
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もし大統領から電話がきたら?
ミシガン州ウェイン・カウンティはデトロイトを含む大都市圏だ。ミシガン州では、バイデン候補がおよそ14万8000票の大差をつけて、トランプ大統領を破っている。僅差ならともかく、これだ...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.22
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「感謝祭どう過ごすか」にも政治的分断
11月18日には1869人が新型コロナウイルスで死亡し、全米での死亡者が、25万人を超えた。最初の死者が出たのは2月29日とされている。これまでに1100万人の米国人が新型コロナウイルスに感染...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.21
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クラーケンを解き放て!
11月13日の金曜日、Foxビジネスネットワークに出演した弁護士シドニー・パウエルは、トランプの調査チームは不正投票の大量の証拠をもっていて、カギとなる州の選挙結果を覆すために、その...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.20
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トランプは自分を恩赦できるか
11月の第四木曜日は感謝祭(Thanksgiving Day)だ。今年は11月26日にあたる。この日は日本のお正月のようなもので、家族や親族、友人が遠方から集まって、みんなで食卓を囲む。たぶん、米...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.19
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トランプのプライベートヘリ、売り出しに
トランプ大統領がジェット機やヘリコプター好きであることは広く知られている。トランプを米全国区の人気者に押し上げたNBCの番組 ”The Apprentice” も ”Trump” マークの付いた自家用ジェ...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.12
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マードック王国、揺れる論調
メディア王ルパート・マードックが権勢を振るうメディアは、米国の保守系市民に強い影響力を持つだけでなく、ウォールストリートのCEOたちやワシントンの共和党中枢にも大きなインパクトを...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.10
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トランプが負けた日
11月7日土曜日の朝は、この季節にしてはめずらしく暖かい晴天だった。起きるとすぐにテレビをつけた。MSNBC、CNN、Fox Newsとチェンネルを回し、10時すぎまで、放送5日目に入った各局の選...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.10
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TV各局、大統領会見をカット
11月5日午後6時すぎ、トランプ大統領は3日未明以来はじめてカメラの前に姿を見せ、ホワイトハウスで会見を始めた。当落のはざまにある大統領の会見をテレビ局が生中継で伝えるのはニュース...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.07
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大統領選の視聴数は20%ダウン
大統領選挙の開票作業はまだ続いているが、11月3日の20時から23時の各局開票特番の平均視聴数は5690万人で、2016年の7140万人から20%ダウンした。 これは三大ネットをはじめCNNやM...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.06
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トランプ、Foxに当打ち取り消し迫る
11月3日の夜、フロリダ州を接戦の末に制したホワイトハウスは勝利の予感に沸き立っていた。その熱気に水をさしたのは、ほかならぬFox Newsの速報だった。午後11時20分、Foxはまだ73%しか...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.06
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「簡単な予測だ――バイデンが勝つ」
「民主党員諸君、恐れる必要はない。私のこれまでの選挙予測の中では、今回はもっとも簡単な予測だ。バイデンが勝つ」――誰もが米国選挙通になるこの時期に、しかも投票日前日にこんな大胆...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.03
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「悪いことがフィラデルフィアで起きている」
9月末の第1回討論会でトランプ大統領は言った。 「悪いことがフィラデルフィアで起きている。何万もの票が捏造されている」。 フィラデルフィア市は最大の激戦州ペンシルべニア州の...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.03
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経済ウォッチング
竹中さん、ベーシックインカムを語ろうパソナ会長の竹中平蔵・元総務相が一人当たり「月7万円」を配るベーシックインカム(基礎的所得、BI)構想をテレビで語ったのをきっかけに、ネット上で反発の声が上がった。「7万円では...
上智大学文学部新聞学科教授 小此木 潔
2020.11.01
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The Day After Election Day
30年以上にわたって歴代の大統領を取材してきたベテランジャーナリストでピューリッツァー賞も受賞したことのあるロン・サスキンドの”The Day After Election Day”という記事が、10月30日...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.01
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連載 あなたの地方自治
第十回 民間と行政の関係を問い直す●「質」に民間ノウハウ活かす 「提案型公共サービス民営化制度」を全国で最初に実施したのは、私が市長を務めていた千葉県我孫子市だ。 我孫子市は2006年5月、1,131あった市の全ての事...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.11.01
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投獄も覚悟のサリドマイド報道
英国の新聞界で「伝説」と呼ばれた日曜紙サンデー・タイムズの元編集長(1967-81年)ハロルド・エバンズ氏が、今年9月23日、移住先の米国で心不全で亡くなった。享年92歳。 「弱きを助...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2020.11.01
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トランプ敗北ならFoxどうする
Fox Newsはトランプ大統領の宣伝機関といえるほど政権と近くなりすぎてしまっているので、「トランプが選挙で負けたらFoxはどうするのだろう?」という素朴でもっともな疑問に、10月29日付...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.01
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私の中のアメリカ
11月。世界が注目する中、アメリカの大統領が選ばれる月になりました。 が、このコラムをお読みいただく時点で、果たして誰が大統領になったのか、はっきりしているでしょうか。10月末の...
テレビ屋 関口 宏
2020.11.01
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朝日よ、記者の道を進もう
ケーブルテレビで米国映画「ペンタゴン・ペーパーズ」を見ました。言論の自由が国家権力に打ち勝つという、メディアに関わる人間にとっては何度見ても「心地よい」映画です。トム・ハンク...
塾長 君和田 正夫
2020.11.01
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バイデン陣営、最終週に56億円のCM
トランプ陣営は運動資金不足によって、フロリダ州、アイオワ州、ネバダ州でのTV広告を取りやめたが、投票日までの最終週で、バイデン陣営は5410万ドル(約56億8000万円)をTVのスポットCM...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.01
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投開票日を楽しむ基礎知識
『ワシントン・ポスト』紙(10月27日)が「投票日の夜とその後の究極のサバイバル・ガイド、質問と回答」として、注目点を整理している。なかには「投票所にいって〈あなたは投票できない...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.11.01
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郵便投票の増で出口調査は無意味に
Fox Newsの「当打ちデスク」アーノン・ミーシュキンについては9月末のリポートで伝えたが、この経験豊かなミーシュキンによれば、今年は郵便投票があまりにも増えすぎて、通常の出口調査は...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.29
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勝つのはどっち? 世論調査の醍醐味
あと2週間もすれば、どうせ大統領選挙の結果が出るのだから、どちらが勝つかと予想したり、有権者の投票行動を読み取ったりすることは無駄なことのように思われるが、大統領選挙は複雑極ま...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.29
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「トランプ・クーデターは起こりえない」か?
このところ、選挙投開票日の混乱やその後の騒乱の可能性を想定する記事やリポートが米国のメディアを賑わしているが、「トランプのクーデターは起きない」と固く信じる人たちもいる。『ニ...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.26
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バイデン陣営、地味なTVスポットが効果
前回2016年の選挙では、異常なほどの注目を浴びて、TV広告さえ大規模に打つ必要のなかった「視聴率男」トランプとその陣営にとって、現職の大統領とはいえ、今年はオーソドックスな長丁場...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.23
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「カーニバルは終わった」か
10月17日までに、すでに期日前投票、郵便投票を合わせて1800万人により投票権が行使された。CNNの世論調査では16ポイント、NBCの調査では11ポイント、そしてガーディアンの調査では17ポイ...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.23
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希望が匂わない大統領選のシナリオ
個人的な体験を言えば、こんなに先行きの見えない興奮を誘う選挙は、1989年3月にモスクワで開かれたソビエト第1回人民代議員大会以来だ。その選挙で、ソビエト共産党書記長ゴルバチョフに...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.23
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ジョージア州で武装右翼結集大会
大統領選挙を前に、新型ウィルスは製薬会社と政財界エリートの陰謀だとするグループと武装右翼集団の結集大会”Red Pill Expo”が、先週末10月11、12日に、ジョージア州Jekyll島で開かれた。...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.23
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選挙資金が不足、共和党は危機感
トランプ大統領の元側近にロジャー・ストーンという人物がいる。長年、共和党のストラテジストをつとめ、2016年の選挙ではトランプ陣営の選挙アドバイザーとして当選に貢献したが、ロシア...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.23
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大統領の治療費はいくら?
トランプ大統領は退院が決まった時、Twitterに「あなたの生命を新型コロナウイルスに左右させない。新型ウイルスを恐れることはない」と投稿した。しかし、一般的な米国市民が恐れているの...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.13
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暴力と憎悪 「Proud Boys, stand by!」
小学校の時、学級会の進め方を教わった。 「人の話を聞くこと」「人の話を途中で遮らないこと」「要点をまとめてしゃべること」「同じことを何度もしつこく繰り返さないこと」「他人(家...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.04
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トランプという「怪物」を作った男
ドナルド・トランプというニューヨークの不動産ディベロッパーが全米で知名度を得たのは、2004年1月にNBCで始まったリアリティショー”The Apprentice”(アプレンティス=見習い修行)に出演...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.04
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BLACK LIVES MATTER
全米OPテニスの大坂なおみ選手の優勝には、大きな拍手とともに、心の握り拳に力が入る感覚を覚えました。テニスで世界一になる快挙は勿論のこと、そこで彼女が訴えた「BLACK LIVES MATTER...
テレビ屋 関口 宏
2020.10.01
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連載 あなたの地方自治
第九回 住民投票は自治の基本●大阪都構想、決めるのは市民 2020年11月1日、いわゆる「大阪都構想」の住民投票が行われる。大阪市を廃止し、代わりに<大阪府○○区>というふうに4つの区を置く。この都構想実施の決定権...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.10.01
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この選挙は米国を壊す
9月23日、トランプ大統領は記者会見で「選挙で負けた場合は負けを認めるのか?」との問いに、「まあ、何が起こるか見てみよう。わたしは前から郵便投票に文句を言ってきているが、郵便票は...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.10.01
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近代国家か藩主政治か分かれ道
菅新内閣で行政・規制改革の陣頭指揮を任されたのは河野太郎担当相です。先進国から落ちこぼれそうになっている日本。国際的に多くの分野でランクを落とし続けています。国際特許の出願件...
塾長 君和田 正夫
2020.10.01
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負けたら戒厳令を敷け!
トランプ大統領の元側近にロジャー・ストーンという人物がいる。長年、共和党のストラテジストをつとめ、2016年の選挙ではトランプ陣営の選挙アドバイザーとして当選に貢献したが、ロシア...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.30
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トランプ陣営、選挙資金枯渇か
8月の選挙献金は民主党バイデン候補が3億6500万ドル(約388億円)を集め、トランプ陣営の2億1000万ドル(約220億円)を1億5400万ドル(約161億円)上回った。トランプ大統領は個人資産から...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.13
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郵便投票は届くのか?
新型コロナウイルスの勢いが一向に衰えない今年の米国の大統領選挙では、郵便投票が勝敗のカギを握りそうだ。いま問題となっているのは、郵便票が集計期日までに届かなかったり、そもそも...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.13
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トランプの主戦場はYouTube
2016年の大統領選挙ではFacebookを使いに使ってヒラリー・クリントン候補を圧倒したトランプ陣営が、今年の大統領で宣伝活動の主戦場として選んだ媒体はYouTubeだ。 TVの選挙CMは出来合...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.13
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「トランプは敗北を認めない」が47%
2000年の米大統領選挙で、民主党のアル・ゴア候補がフロリダ州の得票数で共和党のジョージ・W・ブッシュ候補に、わずか537票差で敗れたことが連邦最高裁で確定したのは、投票日から1か月以...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.06
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”Red mirage”の不気味な影
民主党の大統領候補指名をバイデン氏と最後まで争ったバーニー・サンダース氏が、議会やメディアに対して、トランプ大統領が選挙に負けた後もハワイトハウスに居座り去ろうとしない、「悪...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.06
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トランプ、勝利の方程式
日本から見ていると、600万人が新型コロナウイルスに感染し、18万人を超える死者を出して、明らかに感染症対策に失敗したように見える米国。黒人差別を放置することによって全米各地で混乱...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.04
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米大統領選挙、ラストスパートへ
11月3日に投票を迎える米国大統領選挙は、民主党、共和党の全国大会を終え、選挙戦のラストスパートに入った。両党の全国大会のテレビ視聴数は、2日目を除いて、リモートを基本とした民主...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.01
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「安倍レガシー」は膨大な借金
長かった安倍政権が終わりを迎えました。滞空時間は最長の7年8カ月。辞任表明した8月28日の記者会見は巧妙な答えに終始しました。彼が目指した「レガシー」(後世に残る遺産)は「歴史が判...
塾長 君和田 正夫
2020.09.01
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75年の節目
コロナ、プラス猛暑の8月が終りました。猛暑はいずれ治まってくれるでしょうが、コロナはどうなって行くのでしょうか。 過ぎた8月を振り返れば、8.6「広島の日」、8.9「長崎の日」、...
テレビ屋 関口 宏
2020.09.01
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連載 あなたの地方自治
第八回 市長も、議会も、市民と結びつく●二元代表制とは? 市では、市民の代表として市長と市議会議員の両方を選挙で選ぶ。これを「二元代表制」と言う。 国では、国民の代表として国会議員だけを選挙で選ぶ。そして、国会で...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.09.01
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英ヘンリー王子夫妻はなぜ嫌われる?
エリザベス英女王の孫にあたるヘンリー王子と王子の妻で米国人の元女優メーガン妃が、英国内で「憎まれっ子」的存在になっている。 今年1月、夫妻は「シニア王族」としての公務を大幅に...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2020.09.01
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ムーア監督、「トランプ再選」の警鐘
2016年の選挙でドナルド・トランプの勝利を早くから予想した数少ない人物であるマイケル・ムーア監督が、自身のFacebookで「トランプへの熱狂は急速に高まっている」と投稿し、トランプ再...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.09.01
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政界と財界が揺さぶるNHK (上)
三井物産グループと四季の会 NHKは2021年から2023年までの『経営計画』をまとめました。5項目の重点投資の一つが「NHKらしさを実現するための人事制度改革」です。採用から退職まで人...
塾長 君和田 正夫
2020.09.01
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政界、財界が揺さぶるNHK (下)
文化性を欠く四季の会、JR人脈 JR 関係出身のNHK会長、委員長が目立っています。特にJR東海です。委員長と会長の関係を整理しますと、「上」で書いた初代会長、岩原謙三氏の時代は経...
塾長 君和田 正夫
2020.09.01
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原爆と和歌と生徒
中学一年生が死を目前にして国粋主義にまみれた和歌を口にし、「お母ちゃん」と絶叫する。なんともつらいシーンです。1945年8月6日に広島、そして9日に長崎に原爆が投下されました。体験談...
独立メディア塾 編集部
2020.08.07
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自由の女神は白人か黒人か
米国の象徴である自由の女神。黒人差別で揺れている米国に似つかわしくない像にも思えますが、この女神像は白人でしょうか、黒人でしょうか。当たり前のことを聞くなと叱られそうですが、...
独立メディア塾 編集部
2020.08.07
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中国を標的に――バノンの戦略
トランプ大統領を2016年の選挙で勝利に導いた立役者スティーブ・バノンは、首席戦略官というホワイトハウスの要職を離れた後も、2020年の選挙へ向けてトランプ再選のためのグランド・デザ...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.08.01
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戦争で亡くなった人を忘れない
8月15日、日本は第2次大戦終了から75年周年を迎える。 欧州の終戦日は、ドイツが連合軍に無条件降伏し欧州内での戦いが終結した日となる5月8日である。過去10年ほど、筆者と家人は毎年...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2020.08.01
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連載 あなたの地方自治
第七回 役割を果たしていない自治体議会!?●住民の合意を作る役割 様々な立場の住民が話し合い、合意を作り出すことが自治にとって大事であると前回述べた。 しかし、地域や行政の全ての課題について、常に住民が深く議論し、住民...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.08.01
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一国二制度
コロナ自粛でぼけっとしている時間が増えたせいか、それとも年齢のせいか、このところ昔の事を思い出すことが多くなりました。昨夜も、最近「国家安全維持法」なるものがまかり通ってしま...
テレビ屋 関口 宏
2020.08.01
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米中激突 どうする安倍外交(下)
軍事、経済に限らず、環境や人権、健康の分野でも米国は明らかに世界から手を引いています。その代表例はパリ協定です。 気候変動への国際的な取り組みを決めたパリ協定に対して、米国...
塾長 君和田 正夫
2020.08.01
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米中激突 どうする安倍外交(上)
「アメリカは国連を脱退するのではないか」―悪い夢にうなされそうです。米国と中国が力づくで対決し、震度5,6級の揺れが日本を襲っています。日本の針路は大揺れだというのに国会は閉会中...
塾長 君和田 正夫
2020.08.01
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Facebook、極右のアカウントを削除
Facebookへの大手スポンサーの広告出稿中止が話題になっているが、もともとは虚偽情報の掲載や暴力を賞賛するコメントの削除を長年にわたって要請されながら、ザッカーバーグCEOが「Facebo...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.08.01
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大統領をSocial Mediaから締め出し
4年前にはTwitterへの投稿を繰り返すトランプ候補の発信術はとんでもなく異様だった。その一方で、対抗する民主党のヒラリー・クリントン候補への誹謗中傷を繰り返してFacebookに投稿し、T...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.08.01
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TikTokめぐり米中データ冷戦
ポンペイオ米国務長官は、7月6日夜のFox Newsの番組で、TikTokなど、中国に拠点を置く企業が米国で展開するソーシャルメディアのアプリの使用禁止を検討していることを明らかにした。国務...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.08.01
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大統領、選挙報道に直ちに苦言
ホワイトハウスの大統領執務室に置かれているテレビ・モニターの数は4台とも6台ともそれ以上とも言われているが、トランプ大統領のTV報道への反応の速さにはいつも驚かされる。 保守...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.08.01
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バイデン候補が本格始動
民主党の大統領候補指名が確実になったとはいえ、新型コロナウイルスで露出が減り、影が薄かったジョー・バイデン候補が、ようやく本格的なTV広告の展開に乗り出した。 トランプ大...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.07.01
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アフターコロナ
「完全に終わりました!もう大丈夫です!」という宣言は出せないのでしょうね、この新型コロナウィルス。 何をするにも恐る恐る、ちょっとした行動にもブレーキがかかる鬱陶しさ。一昔...
テレビ屋 関口 宏
2020.07.01
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連載 あなたの地方自治
第六回 自分ごと化会議 in 松江 の挑戦●全国初の市民主催 「自分ごと化会議 in 松江~原発を自分ごと化する~」が2018年11月から2019年2月まで、4回にわたり島根県松江市で開かれた(現在はPart2を準備中)。 ...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.07.01
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銅像撤去は歴史を消すか
米中西部ミネソタ州で5月25日、白人警官の暴行によって黒人男性ジョージ・フロイドさんが亡くなった。この事件をきっかけに、反人種差別を訴えるデモが世界各地で発生している。合言葉は「...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2020.07.01
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安倍首相が軽視する日本語と議論
150日間の国会が終わりました。安倍首相としては最後の通常国会になるかもしれません。あなたが初めて総理大臣に就任された2006年(平成18年)の第159回国会を覚えておりますか。所信表明...
塾長 君和田 正夫
2020.07.01
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共和党に”反Trump”派
前回2016年の大統領選挙では、トランプ候補の粗暴なポピュリズムとモラルのなさに、共和党内部からも“Never Trump”(トランプだけは御免だ)という動きがあった。議員のなかにも党の重鎮に...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.07.01
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トランプ集会つぶした? TikTokのZ世代
新型コロナウイルス感染の拡大で休止していたトランプ大統領の支持者集会が、6月20日、オクラホマ州タルサで再開された。トランプ陣営では1万9200席の会場一杯に支持者が集まると予想し、...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.07.01
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大統領、ナチスのマークを悪用
トランプ大統領の常識外れの選挙キャンペーンには慣れたつもりだったが、6月18日のWashington Postを見てまたひとつ驚いた。「トランプ選挙チーム、ナチスが政治囚に用いたマークをキャン...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.07.01
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子供をネット被害から守れ ニュージーランド、本気の試み
デジタル・ネイティブの子供たちをインターネットの脅威からどのように守るかは、世界共通の課題だ。親の世代よりも楽々と、空気のように携帯やPCを使いこなす一方、若者たちを狙った犯罪...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.07.01
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大統領のプロパガンダTV局
米国にはTVメディアの公平性、中立性はない。ことごとく党派性によって分断されている。 Fox Newsは「もっともトランプ大統領に近いメディア」と言われているが、それでも「矜持」とは...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.07.01
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スペイン風邪と力士
「関取」は「咳取り」? 兵庫県養父(やぶ)町の崖縁に「大灘栄吉墓」と彫られた石碑が建っている。はて何だろうと通りすがりの人に尋ねると「あれは咳の神さんですよ」と教えてくれ...
独立メディア塾 編集部
2020.07.01
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Snapchatもトランプ投稿を制限
デモ隊に対する軍の投入を示唆するトランプ大統領のツイート「略奪が始まる時、銃撃も始まる」に対して、Twitter社が「この投稿は暴力を賞賛しており、規則に違反している」との警告ラベル...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.06.06
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「Antifa」の偽造アカウント
白人警官の暴力によって黒人男性ジョージ・フロイドさんが死亡した事件をきっかけに全米で抗議活動が広がっている。一部で略奪や暴行が発生したことを受けて、トランプ大統領は5月31日、「...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.06.06
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「経済再開」ツイートの半分はBots
4月中旬から5月にかけ、トランプ大統領の主張に沿って、「ロックダウンを終わらせ、生活を再開せよ」という“Reopen America”運動のデモが各地を揺さぶった。制限を緩めて一刻も早く経済を...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.06.06
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分断されたメディア
新型コロナウイルスの感染者が19万人を越え、今でも毎日1000人前後の新しい感染者が出ているニューヨーク市では、Stay-at-homeがもう2か月続いている。 ニューヨーク州のクオモ知事は毎...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.06.01
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ワクチンを真っ先に使うのは誰か
昨年末にその存在が確認されたばかりの新型コロナウイルスが、世界中に感染者を拡大させている。5月末時点で感染者は約530万人、死者は約34万人。収束までにはまだまだ時間がかかると言わ...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2020.06.01
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連載 あなたの地方自治
第五回 コロナ後、対話の社会を作れるか●人口減少時代は「あれか、これか」 自治体は、住民の要求を「あれもこれも」実現しようとしてきた。一方、住民は同じ要求の人が集まり声を上げた。公共施設で言えば、図書館充実を求める...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.06.01
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コロナめぐり「陰謀論」が横行
Facebook、YouTube、Googleは、そろって5月7日にそれぞれのサイトから”Plandemic”と題する動画を削除した。削除の理由として各社は、動画に「新型コロナウイルスについて医学的に証明され...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.06.01
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コロナ禍のテレビ
5月25日、東京でも新型コロナウィルスの緊急事態宣言が解除になりました。どこかホッとしながらも、まだ手放しでは喜べない複雑な思いの中に多くの方がいらっしゃるものと思われます。...
テレビ屋 関口 宏
2020.06.01
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「検察官の麻雀は亡国の兆し」
黒川弘務・前東京高検検事長と新聞記者たちとの賭けマージャン問題に対するメディア界の反応に強い関心があります。 事件の発端は朝日新聞とサンケイ新聞でしたが、読売新聞の渡辺恒雄...
塾長 君和田 正夫
2020.06.01
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樋口一葉「奇跡の14か月」
お笑いタレントの志村けんさん、女優の岡江久美子さん、外交評論家の岡本行夫さんら著名人を含めて多くの人たちがコロナで亡くなっています。コロナに限らず感染症の歴史は多くの才能を奪...
塾長 君和田 正夫
2020.05.21
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「バイデンは中国に弱腰だ!」 ―― トランプ陣営の選挙戦略
4月27日現在、米国国内の新型コロナウイルス感染者は97万人を越え、死者は5万4000人を越えた。 トランプ大統領の感染症対策の初動については多くの批判が続いているが、専門家も同席し...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.05.01
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連載 あなたの地方自治
第四回 人口減少にどう向き合うかこれから50~60年は、出生率が上がっても、日本全体の人口は確実に減る。団塊の世代ジュニアが高齢化して子どもを産む世代から外れ、子どもを産む世代自体が大きく減るからだ。 ●人...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.05.01
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コロナが迫る経済社会の大転換
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、世界大恐慌以来の衝撃が地球をおおっている。コロナとの戦いがどれだけ長引くかは不明で、命と健康がいつまで脅かされ、暮らしはどれだ...
上智大学文学部新聞学科教授 小此木 潔
2020.05.01
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STAY HOME
「あぁ 仲間と会って一杯やりたい!」と大声で叫んでみたくもなる日々、この新型コロナウィルス(COVID-19)はいつ治まってくれるのでしょうか。本を読んだりテレビを見たり、部屋の整理...
テレビ屋 関口 宏
2020.05.01
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コロナに立ち向かう女性リーダー
妻に言われました。 「女性の方が速くていいわね」「?」「コロナ対策よ」「えっ、コロナ?」「東京都の小池知事とか、ドイツのメルケル首相とかよ」 なるほど、このところ小池知事...
塾長 君和田 正夫
2020.05.01
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コロナ対策は「始まり」に過ぎない
コロナ対策について日本の対応が遅い、という指摘が内外から聞こえてきますが、今や「シッチャカメッチャカ」の状態です。減収世帯への30万円支給があっさり一人10万円に代わって、補正予...
塾長 君和田 正夫
2020.05.01
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政治化する新型コロナウィルス ―― トランプ非難のCM
大統領選挙の年でありながら、新型コロナウィルスの猛威によって、民主党のバイデン、サンダース両候補も集会は開けず、予備選も延期になり、新聞やテレビからも大統領選挙の話題は消えた...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.04.11
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連載 あなたの地方自治
第三回 『自治をする覚悟』を持とう例えばだが、ある市が道路整備か学校改修か、どちらを優先させるか選択を迫られたとする。どうするか。 ●自治体が自分で決める 従来は、国が「国土建設が重要」と言って道路の補助金を...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.04.01
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ビッグ・データが勝敗を決する
2012年、ミット・ロムニー候補が大差でオバマ大統領の再選を許した共和党は、選挙での敗因を分析して”Growth and Opportunity Project”(成長とチャンス計画)という100ページの冊子を作成...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.04.01
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事、足りれども
新型コロナウィルス騒動の中、初めてネット会議なるものを経験しました。万が一の事が起これば、担当する番組そのものの継続が危ぶまれると言われ、事務所のパソコンの前に座りました。画...
テレビ屋 関口 宏
2020.04.01
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五輪の重荷が消えて
甘すぎる日本の対応、と思えるくらい、新型コロナウイルスの感染は世界中に拡大しています。1月30日に2人の感染者が出たイタリアは、わずか2か月で死者が1万人を超え、火葬が滞るほどにな...
塾長 君和田 正夫
2020.04.01
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ペストによる休校がニュートンの創造的休暇を生んだ
アイザック・ニュートンは万有引力の法則だけでなく微分積分学や光学の研究などでも優れた研究成果をあげました。 1643年に英国で生まれて1661年にケンブリッジ大学に入りました。その...
独立メディア塾 編集部
2020.04.01
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膨らみ続ける五輪予算
他の国が疫病と経済の両面からの苦難に直面しているのに対して、日本は五輪を成功させる、という別の課題がありました。このところ国際的な地位の低下が激しいため、メンツをかけた大事業...
独立メディア塾 編集部
2020.04.01
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連載 あなたの地方自治
第二回 変えたい、その男女「不」平等!(下)前回は、市区町村でこそ見えてくるちょっとおかしな男女「不」平等について書いた。逆に市区町村が本気になれば、男女平等実現に向けいろんなことができる。 ●女性だけの職員採用 私...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.03.01
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デジタル情報戦争こそトランプの再選戦略
―― アメリカ・メディアの現状3月3日のスーパーチューズデーを前に、民主党の候補者選びは混戦となっているが、トランプ大統領は着々と再選戦略を進めている。トランプ陣営がことに力を入れているのが「情報戦争」、SNS...
テレビ朝日アメリカ 社長 武隈 喜一
2020.03.01
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「一枚の絵」と「国境」
2年前、2018年の春休み、旅先で初めて一枚の絵を買った。両脇に笑顔で抱き合う家族の姿。真ん中の大きな文字は、スペイン語で「Yes we can!」という意味らしい。鮮やかなオレンジとブルー...
学生 長谷川 美波
2020.03.01
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自分事
2020年。「今年は何か大きなことが起こる」と正月早々ある友人から聞かされていました。干支は「庚(かのえ)」、十二支は「子(ね)」。と言われても私にはチンプンカンプン。何でも...
テレビ屋 関口 宏
2020.03.01
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毎日新聞のツッパリ精神
小泉進次郎環境相にはがっかりさせられました。新型コロナの会議をさぼって地元後援会の新年会に出ていた。そのこともさることながら、追及されると、何度も同じ答えを繰り返し、まともに...
塾長 君和田 正夫
2020.03.01
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「コロナ恐慌」か東京五輪への懸念広がる
今年(2020年)に入って感染が拡大したコロナウイルスをめぐる動きがあわただしくなっています(20年2月28日現在)。感染した「ダイヤモンドプリンセス号」が横浜港に寄港した2月3日以降、...
稲村
2020.02.28
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英国はどこへ行く?―EU離脱の後で
2020年1月31日、英国は過去47年間加盟国だった欧州連合(EU)から離脱した。年末までは「移行期間」が続くものの、2016年6月の国民投票の結果を受けての新事態「ブレグジット(英国のEUか...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2020.01.31
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連載 あなたの地方自治
第一回 変えたい、その男女「不」平等!(上)これから「地方自治」について連載を始めたい。「地方自治」と言ってもピンとこない、実感できない、という人も多いと思うが、実は身近な市区町村では、いろいろな問題が直接見えやすい。...
中央学院大学教授 福嶋 浩彦
2020.01.22
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結婚・家族・難民
私は1通目のメールを受信した。 「今から非公式ルートでヨーロッパを目指す。しばらく連絡取れないかもしれないけど心配しないでくれ。また連絡する」。 彼の名前...
講師 菅 梓
2020.01.22
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新装開店
年明け早々、それまで時々通っていた居酒屋が「新装開店」したというので覗いて見ました。確かに新しい清潔感とメニューが増えたことなど、それなりの評価はできるのですが、なんとも私に...
テレビ屋 関口 宏
2020.01.22
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恐るべき20年代の幕開け
激動の「2020年代」が始まりました。「独立メディア塾」はその変化に備えることにしました。 まず第一は内容をご覧ください。過去・現在の出来事、将来に待ち受けているであろう出...
塾長 君和田 正夫
2020.01.22
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東京五輪レガシーのゴールは
◆開催都市決定のドキドキがなくなる? 「Tokyo2020」と書かれたプレートを国際オリンピック委員会(以下IOC)会長ジャック・ロゲ氏(当時)が提示してから6年。当時”2020″という数字に私た...
建築家 山嵜 一也
2020.01.19
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神学論争なのかMMT
20年度の当初予算案は102兆6580億円。当初予算としては2年連続の100兆円突破。税収は63.5兆円なので、とうぜん不足額の32.5兆円は赤字国債ということになります。国債をいくら発行しても財...
独立メディア塾 編集部
2020.01.19
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漢字文化は女性蔑視
毎日新聞「余錄」(2019年12月22日)は女性蔑視についてこう書き始めています。「嫉妬、妨害、姦計。穏やかでないこれらの熟語に共通するのは『女へん』の漢字である。国際法学者の小寺初...
独立メディア塾 編集部
2020.01.19
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天皇のお言葉と人間宣言
天皇はご自身のことを「朕(ちん)」といった時代がありました。「朕」というのは広辞苑によると、「『天子』の自称。古く中国では一般に『われ』の意に用いたが、秦の始皇帝に至って天子...
独立メディア塾 編集部
2020.01.19
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何がどう変わるのか、どこで吸えるの
2018年に健康増進法が改正されて、受動喫煙対策が20年4月から行われることになりました。原則として飲食店では「屋内は禁煙」になります。東京五輪を目前にして規制が強化され、喫煙派はだ...
独立メディア塾 編集部
2020.01.19
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「フィルター付き」は堕落だ
義理の父はショートピースを愛好していました。もちろん両切りです。しかも「ピーカン」という愛称がついていた缶入りのピースでした。缶のフタを開けただけで、いい香りが流れたものです...
稲村
2020.01.19
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20歳か18歳か、大人の領域
「成人」は何歳からでしょう。これまでは20歳というのが常識でしたが、投票権が18歳になってから、にわかにわかりにくくなってきました。 2018年(平成30年)6月13日、成人の年齢を20歳か...
独立メディア塾 編集部
2020.01.13
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戦争で五輪は5回中止になった
オリンピックは過去5回も中止になっています。中止の理由はすべて戦争です。そのうち日中戦争や第二次世界大戦といった日本が関係している戦争で4回も中止になっています。辛くて悲しい歴...
独立メディア塾 編集部
2020.01.09
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初の五輪参加は選手二人
初の五輪参加は選手二人 日本がオリンピックに初めて参加したのは1912年のストックホルム大会です。団長は東京高等師範学校校長の嘉納治五郎です。柔道で国際的に有名でした。選手は陸上短...
独立メディア塾 編集部
2020.01.09
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大相撲の表彰式の曲はヘンデル作曲
大相撲の表彰式の曲はヘンデル作曲 大相撲の表彰式に流れる曲がクラッシク音楽、というと違和感を感じる人がいるかもしれません。ヘンデル作曲の「見よ 勇者は還りぬ」という曲。明治7年(...
独立メディア塾 編集部
2020.01.08
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音楽は軍楽隊から始まった
音楽は軍楽隊から始まった 「君が代」の最初の作曲者は外国人でした。「えっ、そうなの?」「そうなんです」。「君が代」が初演奏されたのは明治3年(1870年)。作曲者は横浜に駐留してい...
独立メディア塾 編集部
2020.01.08
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花は桜木、散り際が勝負
オリンピックの後、日本はどうなるのか、という議論が活発です。 2019年の漢字に選ばれたのは「令」。流行語大賞になったのは「ワンチーム」。なにか新しい時代の到来を暗示しているよ...
塾長 君和田 正夫
2020.01.01
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オリンピックイヤー
2020年の幕開け。世界中、昨年から積み残した課題が山積状態の中、今年を占うことはなかなか難しいことではありますが、我が日本にとっては、矢張り目の前に迫ったオリンピック・パラ...
テレビ屋 関口 宏
2020.01.01
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昔は焼却、今シュレッダー
天皇即位、令和のスタート、そして台風被害など激動の一年でした。政治の方では怪しげな「桜を見る会」をめぐる混乱が続いています。保身を優先する政治家は「文書を廃棄した」と真相解明...
塾長 君和田 正夫
2019.12.01
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ジャーナリストの今
「サンデーモーニング」でお世話になっている安田菜津紀さんと谷口真由美さんがメディアNPO「Dialogue for People」を立ち上げると聞き、シンポジウムに参加してみました。このお二人に加...
テレビ屋 関口 宏
2019.12.01
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夕刊を廃止しよう
朝日、毎日、読売の三大紙の皆さん、夕刊を廃止しませんか。読者にとってマイナスが目立ってきています。夕刊の役割がなくなってきています。 つい先日の10月25日、菅原一秀経済産業大...
塾長 君和田 正夫
2019.11.01
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歯
「歯」に来ました。勿論初めてのことではありません。25年ほど前、50歳を過ぎたところで、5本ほど抜歯する徹底的な大工事をして、「これで死ぬまで大丈夫だろう」と思ったのですが・・...
テレビ屋 関口 宏
2019.11.01
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中東が苦手な日本
本棚に「アラビアンライト」と書かれた小さな瓶があります。40年ほど前、朝日新聞が中東に取材班送り込んだ時に、取材班の私に石油会社が記念品としてくれたものです。アラビアンライトは...
塾長 君和田 正夫
2019.10.01
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温故知新
令和元年となった2019年も残り1/4。そしてこの10月、新天皇即位の礼が22日に行われます。新天皇即位に伴い、元号を新しくする一世一元になったのは明治時代から。それまでは天変地...
テレビ屋 関口 宏
2019.10.01
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歴史的分断とともに生きる人々 〜北アイルランドを訪ねて〜
「北アイルランドに、また出かけてみなければ」。 今年春、筆者は強い思いに駆られるようになった。 英領北アイルランドを初めて訪れたのは、2003年頃。英外務省による外国報道陣を...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2019.09.01
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危険地帯の取材と「自己責任」
「ご本人の体調に配慮して、着席後、カメラのフラッシュはご遠慮下さい」。記者会見場でのそんなアナウンスを耳にしながら、3年4カ月の拘束はどれほど心身を追い詰めるものなのかを改めて...
フォトジャーナリスト 安田 菜津紀
2018.12.01
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英国で議員になるには ―世襲制は貴族院に残り、庶民院は実力で入る
日本で議員の世襲制の弊害が語られるとき、英国ではこうした制度がないかあるいはほとんどないとよく言われる。その差はどこにあるのだろうか。また、英国で議員はどのように選ばれるのか...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2018.06.01
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英国在住者から見た、森友文書問題
森友学園に対する国有地売却についての政府文書は、一体どのような背景で「改ざん」あるいは「書き換え」られたのか。先月初旬から、いわゆる「森友文書問題」が国民の大きな関心事になっ...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2018.04.01
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英国から見た北朝鮮の危機と日本 ―個人の体験を通して見えてくるもの
北朝鮮の核・ミサイル問題が、一向に収束しない気配を見せている。 7月、北朝鮮は2度にわたって大陸弾道ミサイルを発射し、8月には北海道上空に新型ミサイルを飛ばせた。9月上旬に...
在英ジャーナリスト 小林 恭子
2017.10.01
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メディアをあなたのものに
独立メディア塾 編集部
2014.01.01
あなたの記事を投稿してみませんか?
独立メディア塾では、ジャーナリストを志望する方からの記事を募集しています。投稿された記事はすべて編集部で確認の上、サイト内に掲出する場合には、事前に編集部からご連絡をいたします。あなたからの投稿をお待ちしております。