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音楽は軍楽隊から始まった

音楽は軍楽隊から始まった

 「君が代」の最初の作曲者は外国人でした。「えっ、そうなの?」「そうなんです」。「君が代」が初演奏されたのは明治3年(1870年)。作曲者は横浜に駐留していたイギリスの軍楽隊長フェトンという人。近代的な響きを持つ西洋音楽の表現で、天皇を象徴する曲をつくったわけです。雅楽にとってかわったものの、日本人にはなじまないということで、明治13年に改訂されました。(「ドレミを選んだ日本人」千葉優子著による)

 軍楽隊が登場するのは、「日本の西洋音楽は戦争から始まった」(「驚天動地のクラシック」三枝成彰著)からでしょう。「1863年の薩英戦争、翌年の馬関戦争で、敵の軍隊の中に楽隊がいるのを見て、日本の武士たちは仰天」したそうです。「軍楽隊を取り入れれば強くなる、という大きな誤解(?)をした」彼らはラッパの音によって前進・後進などを行うようになりました。

 現在、学校教育で音楽が必須科目なのは日本だけだそうですが、富国強兵に音楽が使われた名残、ということでしょう。

(編集部)

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