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「財貨を失ったものはーーいくらか失ったことだ!
名誉を失ったものは――多く失ったことだ!
勇気を失ったのは――すべてを失ったことだ!
うまれなかったほうがよかっただろう。」

 独立メディア塾 編集部

 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749年8月28日~1832年3月22日)の言葉。

 「新聞を読まなくなってからのびのびした」

 ゲーテはドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。名言も数多く残している。
 ◇「新聞を読まなくなってから、私は心がのびのびし、ほんとに快い気持ちでいます」(「ゲーテ格言集」ミュラーへ1830年)
 ◇「卑怯者は、安全な時だけ、威たけ高になる」(「同」タッソー)
 ◇「愚か者と賢い人は同様に害がない。半分愚かなものと半分賢いものとだけが、最も危険である」(「親和力」第二部第五章から)

 様々な「名言」を残しているが、最後の言葉といわれている「光を、もっと光を!」が有名だ。1832年3月22日、82歳で亡くなった。「名言の内側 歴史の発想に学ぶ」の木村尚三郎によるとゲーテの最後については諸説あって、カーテンの向こうに太陽の光が躍っており、カーテンを開けるように求めて叫んだ、という説。臨終に際して何も言わず穏やかに最後を迎えたという説もある。br>  墓はワイマールにあり、シラー(1759年11月10日~ 1805年5月9日)と並んで葬られている。シラーはベートーヴェン「第九」の合唱部分の作詞者だ。

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