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「若い女は美しい。――だが年をとった女は、それ以上に美しい」

 独立メディア塾 編集部

 ウォルター・ホイットマン( 1819年5月31日~1892年3月26日) はアメリカの詩人、随筆家、ジャーナリスト。「ホイットマン詩集」(白鳥省吾訳)「草の葉」の「路傍にて」から。年取った女性の美しさについてはホイットマンだけではなく、多くの人が言葉を残している。(本文参照)
 訳者の白鳥(1890年2月27日~1973年8月27日)は民衆派詩人と言われ、千昌夫のヒット曲「星影のワルツ」を作詞した。

「草の葉」はホイットマンが36歳の時に、わずか12編の詩で印刷された。悪評の中で、思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイストで有名だったラルフ・ウォルド・エマーソンが「驚くべき天分」を認め「アメリカが元来有した叡智のうちで最も卓抜な作品である」と評した。(世界詩人全集⑥「ホイットマン詩集」の訳者河野一郎の解説から)
 ホイットマンを日本に紹介したのは、ホイットマンが死んだ直後の1992年(明治25年)、東京帝国大学の学生だった夏目金之助(漱石)だろうといわれている。
 冒頭の詩「美しい女たち」の全文は以下の通り(河野訳)


 「美しい女たち」
 座ったり前後に動く女達―或者は老い、或者は若い。
 若い者は美しい―しかも老いたる者は若い者より更に美しい。


 ホイットマンは奴隷制の反対論者としても知られていた。
 リンカーンの死を悼んだ詩「『リンカーン大統領の思い出』より」が高い評価を受けたことに対して、ホイットマン自身は、「もしこれがわたしの最上の作品なら、最悪のものはどんなになるだろう?」と不満だった。
 参考に「『リンカーン大統領の思い出」より」の河野訳の抜粋を。

 「おお、船長!わが船長!」
 おお、船長!わが船長よ!われわれのおそろしい旅は終わり、
 船はあらゆる苦難を乗り越え、求めた目的は達せられた。
 (略)
 だが、おお、うずく心よ、心よ、心よ!
 おお、赤い血のしたたりよ、
 我が船長は甲板の上に、
 冷たく息絶えて動かない

 年齢を重ねた女性の美しさをたたえる言葉を残している人は多い(ただし、筆者が出典を確認できていないものもある)。
◇「20歳の顔は自然の贈り物、50歳の顔はあなたの功績」
 ココ・シャネル(1883年8月19日~ 1971年1月10日)
◇「16歳で美しいのは自慢にならない。60歳で美しければ、それは魂の美しさだ」
 マリー・ストープス(1880年10月15日~ 1958年10月2日)は、スコットランドの植物学者、作家、女性運動家。
◇「若くて美しいのは自然のいたずら。年を取っても美しいのは芸術」
エレノア・ルーズベルト(1884年10月11日~1962年11月7日)は、アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻、アメリカ国連代表、婦人運動家、文筆家。

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