記事応募にはログインが必要です

パスワードを忘れた方はこちら

「文は人なり」

 独立メディア塾 編集部

 ジョルジュ=ルイ・ルクレール・ド・ビュフォン(1707年9月7日~1788年4月16日)は、フランスの博物学者、数学者、植物学者。アカデミー・フランセーズの会員になった1753年、記念講演「文体論」で述べた。博物誌は全36巻。数学の確率の問題を提起した「ビュフォンの針」で有名。

 歌舞伎を連夜観劇

 「西洋語源物語(渡辺紳一郎著)」という1974年発行の古い本によると、「文は人なり」はアカデミー会員になったときの挨拶の中の文句である。書かれた言葉としては残っていないという。
 渡辺は言葉の意味について「文体というのは、個人の臭いなり味なりがあるという意味らしい」とぼんやりした言い方で説明している。日本では高山樗牛が好んだ文句だと書いている。樗牛は「文は是に至りて畢竟人なり、命なり、人生也」を残している。
 ネットの「コトバンク」によるとビュフォンは、古代ギリシアの修辞学者、歴史家のディオニュシオス・ハリカルナッセウスのことばを引用したとされている。
「ビュフォンの針」はウイキペディアによると「もし床に多数の平行線を引き、そこに針を落すならば、どれかの線と針が交差する確率はどのようになるかという問題」だという。

コメント投稿にはログインが必要です

パスワードを忘れた方はこちら

こちらのコメントを通報しますか?

通報しました