記事応募にはログインが必要です

パスワードを忘れた方はこちら

「ハンディ30の人は、ゴルフをおろそかにする。
ハンディ20の人は、家庭をおろそかにする。
ハンディ10の人は、仕事をおろそかにする。
ハンディ5以下の人は、すべてをおろそかにする」

 独立メディア塾 編集部

 デイビッド・ロイド・ジョージ(1863年1月17日 ~1945年3月26日)は、イギリスの元首相、貴族。
 第一次世界大戦中の1916年にアスキス首相に代わって首相に就任した。ゴルフ好き人間。
 (「騎士たちの一番ホール 不滅のゴルフ名言集」夏坂健著から)

 政治家は下手くそでも名言を吐く

 英国の首相は歴代、ゴルフ好きが多い。優秀なボートの選手だったロイド・ジョージもその一人で、名門コース、ウォルトンヒースGCに会員として生涯在籍。スコアは100を切るのに四苦八苦し、ハンディ20の壁を越えられなかった。
 ウィンストン・チャーチルも名言を残している。
 「パットと政治は酷似する。どちらも想像力と決断力の勝負だが、うまくいった試しがない」
 (「騎士たちの一番ホール」から)

 米国も負けてはいない。

 「ゴルフをした14人のアメリカ歴代大統領の中で、アイク(アイゼンハワー)、JFK(ケネディ)、FDR(ルーズヴェルト)、フォードの四人は、ゴルフへの姿勢やコース場での振る舞いにおいて“純粋主義者”と呼ばれるに値した」(「大統領のゴルフ」ドン・ヴァン・ナッタJr著)

 スコアを誤魔化すクリントン

 ケネディは70台で回れたのではないか、と言われる腕前だったが、国民にゴルフ好きを知られたくないため、全ホールまわることは少なかったらしい。クリントンは、打ち損ねた場合は、打ち直しができる「ミリガン方式」を乱用しスコアを誤魔化したことで有名だ。「ビリー・クリントン」の名前を取って「ビリガン方式」と馬鹿にされた。(同)
 著者は言う。
 「大統領ともなると、周りにいるほとんどだれもが言うことを聞いてくれる。(略)その彼らに『ノー』というのはゴルフだけである。(略)『いいえ、大統領閣下、それはダブルボギーです』『いいえ、それではスライスはいつまでたっても直りませんよ』」。  「このノーという忠告が、大勢のアメリカ大統領たちをゴルフのゲームに惹きつけてきたのだった」。
 再び「騎士たちの一番ホール」から。
 「愚者はまぐれ当たりを自慢し、賢者はミスショットから学ぶ(スコットランド)」。


 総務省統計局の公式サイトによれば、今日5月28日は「ゴルフ記念日」。
 1927年5月28日、神奈川県の程ヶ谷CCで第一回の日本オープンゴルフ選手権が開催された。
 優勝したのは、史上唯一のアマチュア優勝者となった赤星六郎。相模CC、我孫子GCなどを設計した。1920年代にアメリカに留学し、本場のゴルフを持ち帰って日本のゴルフの発展に大きく貢献した。

コメント投稿にはログインが必要です

パスワードを忘れた方はこちら

こちらのコメントを通報しますか?

通報しました