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「死よ、驕るなかれ」
(Death be not proud)

 独立メディア塾 編集部

 米国のジャーナリスト、ジョン・ガンサー(1901年8月30日~1970年5月29日)は脳腫瘍で死んだ17歳の息子の回想記「死よ 驕るなかれ」を書いた。このタイトルはジョン・ダン(英国の16~17世紀の詩人、晩年はイギリス国教会司祭)の詩集「聖なるソネット10」から。
 「死よ驕るなかれ、汝を力強く恐ろしいという者もいるが、そうではない。…愚かな死は私を殺せないのだ 死よ、お前が死ぬのだ」

 脳腫瘍で息子を失う

 ガンサーは「ヨーロッパの内幕」など「内幕もの」で有名になったが、最も名を残した作品は、政治に関わったものではなかった。息子ジョニーが17歳で脳腫瘍で亡くなったときの記録『死よ 驕るなかれ』は、父ガンサー自身と彼の元妻が息子の命を救おうと全力で戦った様子(過激な外科手術から厳しく管理された食事療法まで)を詳細に描いた。ジョニーは1947年6月30日死亡。


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