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「勝札(かちふだ)ではなくて負札(まけふだ)だ」

 独立メディア塾 編集部

 昭和20年7月、政府は軍事費の調達をはかるため、富くじ「勝札(かちふだ)」を発売した。1枚10円で1等は10万円が当たる。しかし、最終売り出し日は日本が終戦日の8月15日。抽せん日はそれ以降の設定だったため、皮肉にも“負札(まけふだ)”と呼ばれるようになってしまった。(宝くじ公式サイトより)

 復興資金調達のため宝くじ

 終戦後の20年10月のこの日、政府は激しいインフレ防止と復興資金の調達のためのため、日本で初めて臨時資金調整法に基づいて政府第1回「宝くじ」を発売した。
 宝くじは1枚10円。賞金は1等10万円、2等1万円、3等1000円、4等50円、5等20円で、副賞として4等まではキャラコ(インド産の平織りの綿布)が付いた。また、ハズレ券4枚でタバコ10本がもらえたという。
 翌1946年(昭和21年)には荒廃した地方自治体の復興資金調達をはかるため、各都道府県が独自で宝くじを発売できることになった。同年12月に地方くじ第1号「福井県復興宝くじ」(別名:ふくふくくじ)が発売された。

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