超多忙!『サンデーモーニング』時代 8/10
 松尾 英里子 / 白鳥 美子
TBS『サンデーモーニング』でレギュラーコメンテーターをしていた頃は、多忙を極めた。テレビに出て「タレント」としての活動をしていても、本業をおろそかにすることは絶対にしないと決めていた。当時は国際会議のメンバーとして関わっている仕事も多く、海外出張が多かった上に、有名人になったことで講演依頼もひっきりなしに入ってきた。
最も忙しかったのは、OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development 経済協力開発機構)のメンバーとして年に6回ほど、パリに行っていた頃だ。
『サンデーモーニング』が午前10時に終わると、すぐに成田空港に向かい、午後2時頃の飛行機でパリへ。8時間の時差があるので、到着は現地時間で日曜日の夕方6時くらい。翌日の月曜日から一週間、毎日会議に出て金曜日の夜の便で東京へ戻る。成田到着は土曜日、翌日はまた『サンデーモーニング』のために早朝からスタジオ入り。生放送を終えた20分後に、今度は羽田から地方講演に向かう…というようなこともあった。
国際会議への出席後は、役所への報告書作成という仕事もある。帰国してすぐに提出するためには飛行機の中で書くしかない。エコノミー席の狭いテーブルで、体を縮めてレポートに取り組んだ。 「レポートの最後に日付と場所を入れるんですが、『日本時間午前●時〇分 シベリア上空1万メートルにて』なんて書いたりしていました。今思うと、かなりキザに思うね」(笑)
最も忙しかったのは、OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development 経済協力開発機構)のメンバーとして年に6回ほど、パリに行っていた頃だ。
『サンデーモーニング』が午前10時に終わると、すぐに成田空港に向かい、午後2時頃の飛行機でパリへ。8時間の時差があるので、到着は現地時間で日曜日の夕方6時くらい。翌日の月曜日から一週間、毎日会議に出て金曜日の夜の便で東京へ戻る。成田到着は土曜日、翌日はまた『サンデーモーニング』のために早朝からスタジオ入り。生放送を終えた20分後に、今度は羽田から地方講演に向かう…というようなこともあった。
国際会議への出席後は、役所への報告書作成という仕事もある。帰国してすぐに提出するためには飛行機の中で書くしかない。エコノミー席の狭いテーブルで、体を縮めてレポートに取り組んだ。 「レポートの最後に日付と場所を入れるんですが、『日本時間午前●時〇分 シベリア上空1万メートルにて』なんて書いたりしていました。今思うと、かなりキザに思うね」(笑)